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おやき

そもそも「おやき」とは?

山に囲まれた急傾斜畑作地帯の長野地域において、主食の米を補うものとして、そばや小麦粉を使った粉食が「一日一食」といわれるほど盛んに食べられてきました。

そのような歴史とともに発達したおやきは、同時に行事食としても用いられ、生活に欠かすことのできないものとして定着してきたのです。製法も具材も家庭によりさまざまで、ひとつとして同じ味はないとも言えます。現在は変わった食材も増え、全国的知名度も高くなりましたが、郷愁を誘うスローフードとして親しまれています。

長野地域9市町村で主流の具材って何?

一年を通じて食べられている具材としては、あんこや切り干し大根など乾物を利用して物が多く見られます。また、春のふきみそや山菜、夏にはなす、秋にはきのこ、冬は野沢菜など、旬の恵みを楽しむことができます。

おやきの紹介

おやき(蒸かし/蒸かし焼き)

一年を通じて食べられている具材としては、あんこや切り干し大根など乾物を利用して物が多く見られます。また、春のふきみそや山菜、夏にはなす、秋にはきのこ、冬は野沢菜など、旬の恵みを楽しむことができます。

おやき(焼き(含む灰焼き)、揚げ焼き)

固めの生地で丸く作った形が特徴。囲炉裏の上に掛けた鉄鍋で焼いた「焼き」、囲炉裏の灰に埋めて焼いた「灰焼き」、ともに、がっしりした歯ごたえが人気です。皮は素朴な田舎パンのような風味。揚げてからこんがり焼いた「揚げ焼き」は、表面カリカリ、中はサクサクの皮が若者向きな一品。どちらも山菜などの野趣溢れる具材が好相性です。

おやき(焼き蒸かし、揚げ蒸かし)

水分が多い柔らかい生地で具材を包むのは熟練の技が必要。その後、フライパンで表面を焼き固めた後蒸かしたものが「焼き蒸かし」。多めの油で揚げ焼きしてから蒸かしたものが「揚げ蒸かし」です。どちらも、しっとりもちもちの食感で食べごたえも十分。他のおやき同様、いろいろな旬の野菜をたっぷり入れれば、栄養バランスもばっちりです。

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