日 時 令和5年8月1日火曜日 13時55分~15時50分
場 所 長野市資源再生センター事務所棟2階 大会議室
出席者 委員(総数13人中12人出席)
事務局(6人)、はにしな寮所長
1 開会
2 事務局長あいさつ
3 委員の委嘱
4 自己紹介
5 はにしな寮在り方検討委員会要綱等について
事務局から【資料1】及び【資料2-1・2-2】に基づき説明
6 委員長の選出
国立大学法人信州大学教育学部名誉教授 松岡英子委員を選出
7 委員長あいさつ
8 副委員長の選出
社会福祉法人飯綱町社会福祉協議会前事務局長 沖弘宣委員を選出
9 副委員長あいさつ
10 議事
・議事に入る前に【資料2-1】の本委員会に関する情報公開について、原則公開とし、例外的に非公開する内容があれば委員に諮ることに決定した。
(1)長野広域連合における高齢者福祉施設等の現状と令和5年度の社会福祉法人への運営移管等の検討事項について
・事務局から【資料3】に基づき説明
(2)長野広域連合 養護老人ホームはにしな寮の現状と課題について
・事務局から【資料4】に基づき説明
【質疑・答弁】
○委員
広域連合、市町村、現場それぞれで課題があり、問題が多岐に渡るため、移管等
の方針が定まらないものと見受ける。
本件は養護老人ホームの移管等を検討するものであり、措置費に関する問題が財
政的にネックになると思われ、それぞれの立場の意見を聴取し検討すべきと思う。
○事務局
市町村や現場の課題を照会し、次回以降の委員会でお示ししたい。
○委員
外部サービス利用型の訪問介護について、はにしな寮以外の訪問介護事業所は
入っているのか。
○所長
委託事業所を一つずつ選択し契約するようになっているので、はにしな寮以外の
訪問介護事業所は入っていない。
○委員
訪問介護の事業所は、敷地内に別にあるのか、建物の中にあるのか。
○所長
同一建物内に別事業所として設置、運営している。
○委員
訪問介護の収支はどうなっているか。
○所長
はにしな寮全体の収支として合算して決算している。
○委員
入所者数はほぼ満床だが、赤字幅が増えているのは何故か。施設が老朽化してい
る影響か、それとも措置費が低く必然的に赤字になっているのか。
○所長
諸般の事情が絡んでいる。まず、老朽化により備品の購入や修繕工事を毎年行っ
ている。また、物価や人件費が高騰している。人件費については、特養等であれ
ば国のベースアップ等政策もあるが、養護老人ホームは措置費の改定がない中で
改善を行っている。地方公務員の身分もあり、民間の施設より人件費は掛かって
いる。
○委員
入所率が100%でも赤字が続くということか。
○所長
その見込みだ。
○委員
広域連合全体としては、福祉以外の事業で黒字化された資金で福祉事業の赤字を
補填しているということか。
○事務局
以前は高齢者福祉施設を運営する中で黒字だったものを積み立てた剰余金があっ
た。大規模改修などで取り崩し、枯渇してきたので市町村からの負担金を増額し
維持、運営している。
○委員
養護老人ホームの入所者で、要介護3以上の方が特養に移るケースはあるか。
○所長
入所後に要介護度が上がり3以上になった方について、数年前までは空床が多く
特養に移っていただくことができない時期があった。ここ数年は満床となり、現
在特養入所を検討している方がいる。養護老人ホームの特性上、本人に代わって
特養申し込みの手続きを行ってもらえる親族等がおらず、苦慮することが多い。
(3)養護老人ホーム「はにしな寮」在り方検討委員会開催日程(案)について
・事務局から【資料5】に基づき説明
(4)その他
・第2回委員会の開催について決定する。
日時 第2回委員会 9月15日金曜日午後2時から(現地視察等)
会場 はにしな寮、坂城町役場3階講堂(予定)
11 閉会