長野広域連合は9市町村(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、小川村及び飯綱町)で構成され、広域的な視点から圏域住民に対し連携したサービスを提供することで、長野地域の一体的な振興・発展を目指しています。
なお、ごみ処理については小布施町を除く8市町村で進めており、管内でのごみ処理を共同して行うこととして、ごみ焼却施設及び最終処分場を整備しています。
管内を5ブロックに分け、長野市ブロックの長野市松岡地区に「ながの環境エネルギーセンター(平成31年3月稼働)」、更埴ブロックの千曲市屋代地区に「ちくま環境エネルギーセンター(令和4年6月稼働予定)」、須高ブロックの須坂市仁礼地区に「一般廃棄物最終処分場(エコパーク須坂)(令和3年2月埋め立て開始)」を整備しました。
現在、須坂市に整備した最終処分場(エコパーク須坂)の埋め立てが終了した後の次期最終処分場の整備場所について、上記の3ブロック以外の北部ブロック(信濃町、飯綱町、旧豊野町)と西部ブロック(小川村、旧戸隠村、旧鬼無里村、旧大岡村、旧信州新町、旧中条村)の中から候補地の選定を進めています。
次期最終処分場の準備
エコパーク須坂の埋め立てが完了する令和17年度頃までには次の最終処分場が必要となり、それまでに整備できるように準備を進めています。
最終処分場の建設に当たっては、生活環境影響調査などの調査業務をはじめ、地域住民の合意形成、設計や用地取得など、大変多くの年月を必要とすることから、早い段階で候補地を選定することが必要です。
最終処分場の受け入れに係る地元との協議
次期最終処分場の建設場所を決定するためには、地元地区と十分な協議を重ねます。
協議の中で、道路整備など地元の要望を踏まえながら、地域に必要な環境整備などを併せて検討していきます。
候補地の決定時期
次期最終処分場は、令和17年度を目途に整備する必要があることから、次期最終処分場の建設候補地は、令和7年度までに決定することを目指しています。