概要
日時
令和4年7月26日火曜日14時00分~15時50分
場所
長野市資源再生センター事務所棟2階大会議室
出席者
委員(総数10人中10人出席)、事務局(6人)、豊岡荘所長
内容
1.開会
2.事務局長あいさつ
3.委員の委嘱
4.自己紹介
5.豊岡荘移管先選定委員会要綱等について
事務局から【資料1】及び【資料2】に基づき説明
6.委員長の選出
国立大学法人信州大学教育学部名誉教授松岡英子委員を選出
7.委員長あいさつ
8.副委員長の選出
社会福祉法人飯綱町社会福祉協議会前事務局長沖弘宣委員を選出
9.副委員長あいさつ
10.議事
・議事に入る前に【資料2】の本委員会に関する情報公開について、議事(1)(2)(4)(5)番を公開とし、(3)番については非公開とすることを決定した。
(1)特別養護老人ホーム豊岡荘、戸隠中央デイサービスセンター及び戸隠在宅介護支援センターの現状について
・事務局から【資料3】に基づき説明
(2)長野広域連合「特別養護老人ホーム豊岡荘(戸隠中央デイサービスセンター及び戸隠在宅介護支援センター含む。)」における移管先法人の募集要項(事務局案)について
・事務局から【資料4】に基づき説明
【質疑・答弁】
○委員
久米路荘移管先選定に参加した法人はどのくらいあったか。
○事務局
2法人の参加があった。
○委員
プレゼンに法人の代表者は出席するのか。
○事務局
過去のプレゼンでは、理事長は出席している。
○委員
今までの移管において、土地の譲渡契約が締結されることはあったか。譲渡を希望した場合、市の評価委員会を通さないとおおよその価格はわからないのか。
○事務局
今までは全て賃貸借契約が結ばれている。価格についてはその通りである。
○委員
移管を受ける法人にとっては、譲渡を希望した場合の価格が、ある程度明確になっていた方がよいのではないか。
○事務局
公有財産であるため、事務局で契約方法を決定し、手続きを進めることはできない。
○委員
移管を希望する法人に対し、より明確な条件を提示し、募集が増えるよう今後考える必要があるのではないか。
○委員
今後、施設移管を検討する際は、土地の契約方法等について事前に自治体と折衝する等、手立てを考えてもよいのではないか。
○事務局
課題として検討していきたい。
○委員
土地の賃貸借契約期間は20年とあるが、万が一事業を廃止したいとなった場合、この契約が足枷になることはあるのか。
○事務局
五者懇談会等、状況の報告を受ける機会は移管後もあるので、事前に協議してもらい利用者が困らないよう対応するものと考える。
○委員
移管の方針を決定するまでの流れはどういうものだったのか。利用者にとって身近な施設だったものが、経営者が変わり、利用料の負担が増加する等して関係性が変わるようなことがないか心配している。
○事務局
令和3年度から7年度の広域計画を策定する際、有識者による高齢者福祉施設等のあり方検討分科会で検討いただき、広域連合で運営する全ての施設について、民間への移管を検討するよう提案をいただいたところから始まっている。法人での経営については、特別養護老人ホームだけでなく、有料老人ホームや老健等の施設を併せて運営している法人もあり、施設間での人員配置等において多角的、弾力的な運営ができると考えられ、サービスの質の向上を期待できる。また、今までの利用者との関係性を維持できるよう、現在勤務している非常勤職員を移管先法人で雇用してもらったり、正規職員を派遣したりすることを募集要項に定めている
○委員
現在移管準備している法人においても、手続きは順調に進んでおり、広域連合で運営しているときとは違うよいところが出てくると思っている。今よりよい運営が行われるよう、より幅の広いサービスを念頭に置きながら移管先を考えていくことになる。
○委員
行政と民間の運営で差が出てしまうのは何故か。
○事務局
行政で運営すると、意思決定するのに議会の承認を得なければならず時勢に遅れたり、人件費が経営を圧迫したりしているという点はある。
○委員
民間に経営が変わると、サービスの低下、利用者負担の増加があるのではないかという思いがある。
○事務局
懸念事項は、プレゼンにおいて遠慮なく質問してほしい。事務局としては、利用者に迷惑がかかることがないよう、よりよいサービスを受けられる事業所を選定いただくようお願いしたい。
○委員
民間での経営は、責任者が意思決定をできるため、スピード感がある。意思決定者の暴走が懸念事項となるが、運営をチェックする仕組みを作り、新しい仕組みをトライできる状況を作るのがよいと思う。
○委員
過去に移管した施設における、経営状態や入所者の気持ちはどのような様子か。
○事務局
五者懇談会で報告を受けている内容だと、経営は順調に行われており、他に運営している施設の資金を該当施設に当てている様子もない。また、職員及び施設に明るい雰囲気があり、利用者の意見でも良くなった点として聞かれる。
○委員
今までの移管と違うところは、特養の定員が50人というところである。民間で経営していくにはリスクが高くなると考えられ、移管希望法人が少なくなる不安がある。短期入所も合わせると60人の入所定員となるが、これを全て特養として運営してもよいのか。また、通所事業の定員数が25人である根拠は何か。
○事務局
通所定員は、旧戸隠村で定めていた定員数を引き継いでおり、応募法人が定員数の変更を希望すれば、評価する点になると考える。短期入所の定員分を特養の運営に変更するには、事前に自治体と別途協議が必要になることは申し添えることになる。
(3)豊岡荘等移管先審査選定基準(案)について
・事務局から【資料5】(非公開)に基づき説明
・質疑、答弁は非公開
(4)移管先の決定に係る日程(案)及び募集の周知について
・事務局から【資料6】【資料7】に基づき説明
(5)その他
・第2回委員会の開催について決定する。
日時:9月2日木曜日午後1時から(現地視察等)
会場:豊岡荘、戸隠支所3階会議室(予定)